脱毛後に起こり得るデメリットやリスク

脱毛後に起こり得るデメリットやリスク

脱毛をする前に知っておきたいデメリットやリスクについてお伝えしておきます。
これまで特に美容に興味がなかった男性などは特に、脱毛サロンや医療クリニックに行くと何をどうして良いか分からず、脱毛後に失敗したなと後悔してしまうことも少なくありませんので、後悔しないためにもきちんと知っておくべきでしょう。
 
■ある程度の時間と費用が必要

当然のことでもありますが、ある程度の費用と時間は必要になります。

毛は、毛周期といって「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」というサイクルを繰り返しているのです。その中で脱毛に適している時期は「成長初期」あるいは「成長期」ですが、体毛はすべて同時に生えているのではなく、今その毛がどの時期にあるかというタイミングは一本ごとに異なりますので、一度に全身すべての毛を脱毛するということはできないのです。

そのため脱毛施術は、毛の成長のタイミングに合わせて、およそ2ヶ月に1回というペースになります。
 
■カウンセリングで伝えるポイントをまとめておく

実際に施術を受ける前に、カウンセリングを受けます。そこでは、形なども含めてどんな仕上がりをイメージしているのか、伝えられるようにしておきます。イメージの写真などを持参してもかまいません。

また、ご自身の肌質について把握していることを伝えるのも大切になります。 それによって使用する機器や出力などが変わってくることもありますので、敏感肌の場合などは特に忘れずに伝えておきましょう。
 
■普段以上にスキンケア

脱毛後は、一時的に肌が敏感になったりすることがあります。スキンケアを十分に行わないでいると、せっかく脱毛をして綺麗になったのに、乾燥肌を招いてしまったり炎症を起こしてしまう可能性がありますので注意してください。

普段以上にスキンケアをしっかり行うという意識を持っておくことが大切です。
 
■生えてこなくなる可能性があることも知っておく

医療クリニックでの脱毛は「永久脱毛」になりますが、永久脱毛の定義は「脱毛施術後に一定量の毛が減っていること」であるため、この永久脱毛は必ずしも「一生涯一本も生えてこない」という訳ではないのです。

とはいえ、毛の根幹である毛母細胞を破壊するため、基本的に生えてこない状態になるのです。そのため、脱毛後に何らかの理由で男らしく髭を伸ばしたい、脇毛や局部周辺の毛を生やしたいと思っても、以前のようには生やせないということも理解しておく必要があります。
 

■肌トラブルの可能性

医療クリニックでは、医学的な知識や高い技術力を持った医療従事者が施術にします。また、医療現場でも使用されるほど安全性が高い機器を使用していますので、肌トラブルは滅多なことでは起こらないでしょう。

しかし、脱毛サロンなどでは医学的な知識に乏しく、また技術も未熟なスタッフが施術を行うケースが多く、操作ミスや設定ミスによる火傷、炎症などが起こる可能性が高くなるのです。この点も知っておく必要があります。
 
■汗の量が増えたように感じる

実際に汗の量が増えるという医学的な根拠はありませんが、むだ毛がなくなった分、汗をダイレクトに肌で感じるようになるため、汗の量が増えたと思う人も多くいます。


 
脱毛は安いものではありませんし、脱毛後に後悔はしたくないものです。
事前にデメリットやリスクをしっかり把握し、回避するように心がけましょう。