食生活に上手く取り入れたい! 人気のスーパーフード

食生活に上手く取り入れたい!
人気のスーパーフード

 

栄養価が高く、美容や健康に良いとされる「スーパーフード」があります。最近ではスーパーフード入りの食品やドリンク、サプリメントなどがコンビニで販売されるほど身近になりました。

一方で、どんな種類があり、どのような成分が入っているか、下処理の方法や料理への使い方など、スーパーフードに関してまだ分からないことが多いと感じている方もいらっしゃるのではありませんか。

そこで今回は、北米で人気のスーパーフード4選を取り上げ、その特長や食べ方、おすすめレシピをお届けします!

 

そもそも、スーパーフードとは?

スーパーフードとは、ビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養バランスに優れた植物由来の食品で、一般的な食品よりも栄養価が高いことが特徴になります。また一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品もスーパーフードになります。料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもち、一般的な食品とサプリメントの中間のような存在になります。

海外のセレブが美容と健康のために取り入れると北米を中心にブームが起こり、世界中に広まっていきました。日本では2016年頃に意識が高い女性達の間でアサイーやココナッツオイルが流行っていました。それ以降もアマニ、チアシード、キヌア、スピルリナ、カカオニブ等、いろいろな種類のスーパーフードが話題になりました。専門店でないお店でも手に入る食材になってきました。

 

北米で、スーパーフードといえばコレ!
人気のスーパーフード4選

日本でも既にいろいろなスーパーフードが注目されていますが、北米で人気の4種類、チアシード、キヌア、ヘンプ、アマランサスをご紹介しましょう。

アシード

水につけるとプルプル&プチプチとした食感に!

原産地は、メキシコ中西部からグアテマラ北部にかけての山岳地帯になります。一年草『チア』の種子です。食物繊維や必須脂肪酸オメガ3などの成分を含有しています。

 

アシードの食べ方とレシピ

水につけるとジェル状になり、ユニークな見た目になります。ドレッシングに加えるとチアシードが水分を吸収して、新食感のジュレドレッシングになります。甘味との相性も抜群なので、ヘルシーなスイーツメニューにもおすすめです。

 

キヌア

茹でるとプチプチとした食感に!

アンデス山脈一帯で約5000年前から食べられているヒユ科の雑穀になります。赤・白・黒などたくさんの種類があります。低糖質かつ高たんぱく質で、必須アミノ酸9種類を全て含むなど、その栄養価の高さに、アメリカのNASA(航空宇宙局)が「21世紀の主要食」と注目しています。世界中で関心が集まっているのです。

 

キヌアの食べ方とレシピ

茹でてプチプチとした食感をお楽しみください。クセがない味で、サラダやベーカリーなど幅広いメニューで召し上がることができます。

 

ヘンプ

種(シード)、オイル...使い分けて、メニューのバリエーションが広がる!

ヒマラヤ山脈の北西部山岳地帯近辺に位置する中央アジア原産になります。 アサ科アサ属の一年草の種子です。高たんぱく質で必須脂肪酸6種類を全て含み、オメガ3と6を理想的な割合で含有しているのです。

 

ヘンプの食べ方とレシピ

擦った種はごまのような香ばしい風味で、ザクッとした食感を楽しめます。オイルはドレッシングにおすすめです!必須脂肪酸オメガ3は熱に弱いので、火を通さないで使うのがポイントになります。

 

アマランサス

茹でてプチプチ!炒ってサクサク食感に!

米原産のヒユ科の雑穀になります。紀元前5000年〜3000年にアンデス南部の山岳地帯でアステカ族が栽培していたといわれています。食物繊維やカルシウム、鉄分を豊富に含み、雑穀の中で最も栄養価が高いといわれています。

 

アマランサスの食べ方とレシピ

茹でるとたらこのような見た目と食感になります。炒るとはじけて、ポップコーンならぬ"ポップアマランサス"に変身します。香ばしい風味とサクサクとした食感で、トッピングに合うでしょう。