ダイエット効果を高めるポイント

ダイエット効果を高めるポイント

ダイエット効果を十分に引き出すには、「いつ・どのように」行うのかを意識しておくこともとても大切になります。

これらを意識せずにストレッチを行うと、十分な効果を引き出せないだけではなく、思わぬデメリットが生じる可能性もでてきます。

 

 

いつ行うと効果的か


①起床後

一日の始まりにストレッチを行っておけば、日中はずっと体が動きやすくなり、その結果、消費エネルギー量を増やしやすくなるようです。


②運動前

筋肉の温度や体温を上げることで、運動パフォーマンスが上がり、その結果、消費エネルギー量を増やしやすくなるようです。


③運動後

ストレッチによって疲労回復を早めると、次に行う運動までのインターバルが短縮されることにも繋がります。その結果、消費エネルギー量を増やしやすくなるようです。

 

④就寝前

就寝前にストレッチを行うことで心身ともにリラックス状態となり、スムーズな入眠や快眠が期待できます。良質な睡眠をとることと、体が健康的に痩せることには、多くの因果関係があります。

 

 

どのように行うと効果的か


①ポーズが完成してから30秒キープ

一つのストレッチを5〜6秒で終わらせていませんか?
また、ポーズ(筋肉が伸長した状態の姿勢)が決まらないうちに時間のカウントをスタートさせていませんか?

しっかりと筋肉を伸長させるには「ポーズをきめてから」30秒間ほどキープすることがとても大切になります。


②呼吸を止めて行わない

ストレッチはリキんだ状態ではうまくいきません。

息を止めると気づかぬうちに体はリキみ、おまけに血圧も上がってきてしまいます。
極力、息を吐く時間を長くとるように意識することで副交感神経が優位になり、リキみもとれて楽にストレッチができます。


③「少し痛いけど気持ちいい」がベストポーズ

柔軟性を上げるには、いつも動かしている範囲よりも、もう少しだけ動かす範囲を広くとる必要があります。

つまり、ストレッチは「少し痛いけど気持ちいい」と感じられるようなポーズで行うのがベストになります。

ただし、痛みを強くすればいいというものではありません。強い痛みに耐えながら無理にストレッチを行うと、筋肉を傷めることになりますので十分注意してからはじめましましょう。


④伸ばしている部分に意識を向ける

筋トレなどでもよくいわれることですが、狙っている部分に意識を向けることがとても大切になります。

同じようなポーズをとったり、手順通りにストレッチを行っても、その部分に意識が向いていないと効果が薄れたり、別の部分のストレッチングになってしまうこともあります。


⑤徐々に有酸素運動や筋トレをプラスする

ストレッチを行うと、筋肉の柔軟性が向上して可動範囲も広くなってきます。

なお、代謝も上がって健康な状態に近づくので、自然と体を動かしたくなります。

そのタイミングが訪れたら、少しずつ有酸素運動や筋トレを取り入れてみましょう。

ストレッチとそれらの運動の相乗効果によって、きっとダイエットがより一層加速していくのを感じることができます。