いまさら聞けない 「無酸素運動」「有酸素運動」!
いまさら聞けない
無酸素運動とは?
無酸素運動は酸素を使わずに、糖をエネルギー源として筋肉を動かす運動のことです。大きなパワーや瞬発力のいるシーンで多くみられる動きであり、短時間で疲労が出やすく持久力が続かないという特徴があります。
また、全てが当てはまるわけではありませんが、有酸素運動との比較としていわれて「筋トレ(無酸素運動)」と考えることができます。
代表的な無酸素運動
筋トレ
・ダンベル・ウエイトリフティング等の重量上げ
・短距離(中距離)走
・投てきなど
無酸素運動の効果
無酸素運動は瞬発力や運動強度の高いもの(重いものを持ったりする)を動かす筋力アップが見込めます。
また、筋トレに関してはメンタルケアにも良いとされ、メンタルから来る苦痛を 10分の1程度下げる効果もあるそうです。さらに、近年の研究では脳機能の向上、慢性痛の軽減、脂肪肝の改善が見込まれているそうです。
さらに、持久系アスリートのプログラムに筋力トレーニングを追加することで、競技用持久力アスリートのタイムトライアルでパフォーマンスが改善したという成果もあるそうです。
有酸素運動について
有酸素運動は文字通り「酸素を必要とする運動」のことで、無酸素運動とは逆に 筋肉の収縮に酸素を必要とする運動になります。
無酸素運動が高強度の運動だとすると、有酸素運動は中程度から小程度の負荷が掛かる運動です。
代表的な有酸素運動
・ウォーキング
・ジョギング
・サイクリング
・水泳
・エアロビクスなど
有酸素運動の効果
有酸素運動の効果は「脂肪燃焼効果」が代表的なものとしてあげられます。その中でも有酸素運動には内臓脂肪を減らすのに効果的といわれており、筋トレなどの無酸素運動と比較してもこの効果は大きいそうです。
有酸素運動の中でも特に代表的な運動である「ウォーキング」でいうと、中性脂肪・コレステロールなどの数値の改善、代謝の改善、血糖値の改善、体内の炎症レベルの低下、慢性痛の軽減など、多くの効果が得られることが分かっています。