話題殺到の酵母サプリ
酵母はどういう働きをするの?
酵母は人間の小腸に定住して、消化吸収の他、内分泌系、自律神経系、免疫系の機能を健康的に保つ働きをしてるのです。特に免疫系は、大腸には殆どみられないため最も大切な機能といえるでしょう。
大腸と小腸の働きの違い、腸のしくみは?
【腸の働き】
【小腸の働き】
小腸は栄養素の消化・吸収を行うところで約6mの細長い管状になってます。内部は空洞になっていますが、絨毛とよばれるヒダが張りめぐらされていて胃から送られてきた食べ物を胆汁や膵液に含まれる酵素等で分解・消化して腸壁から吸収され、血液に流れるという大切な働きをしているのです。この消化吸収のほか、内分泌系、自律神経系、免疫系の機能のなかで免疫系は、(大腸には殆どみられない)最も大切な機能といえるでしょう。健康的に保つために働いているのが、腸内細菌のひとつである酵母です。
【大腸の働き】
大腸は主に水分の吸収とふん便の形成・排泄がされます。大腸は約1.5m、小腸の2倍の太さで、水分を吸収して固くしながら24時間から48時間かけて排泄物を出口まで運んでいくのです。この大腸で働くのが腸内細菌ですが、大腸には膨大な数の細菌がいて腸の中の腐敗を防いだり抵抗力を高める働きをしています。
腸内細菌とは?
体にとってよい役割をしてくれるのが「善玉菌」、体に悪い働きをするのが「悪玉菌」になります。この「善玉菌」、「悪玉菌」が腸内バランスを保っているのです。善玉菌の主たるものは醗酵食品に含まれる「酵母菌」や「こうじ菌」、「乳酸菌」で、三大有益菌といわれています。「酵母菌」は主に小腸に棲みついて腸管内のタンパク質の腐敗を止め脂肪やでんぷんの分解に働くのです。また、ビタミンやアミノ酸・酵素・ミネラル等をつくり供給していきます。「乳酸菌」は乳酸を作りだし、腸内環境を酸性にします。腸内が少し酸性になった時には悪玉菌の増殖が抑えられています。悪玉菌にはウェルシュ菌などがあります。腸内の腐敗、発ガン物質や毒素の産生などの有害な作用を持っているのです。悪玉菌が善玉菌より増えていくと体の抵抗力が弱まり、下痢や便秘になりやすく病気を引き起こす病原性をもってます。
体内の腸内細菌を正常に保つことは、善玉菌優位の腸内環境にすることになります。これによって悪玉菌が抑えられ病気になりにくくなるのです。